ログをリアルタイムで追いかける tail -f コマンドの使い方

Linux
記事内に広告が含まれています。

アプリケーションの動作状況をログで確認したくなることがあります。
そんなときに便利なのが、tail -f コマンドです。

tail コマンドとは?

tail は、ファイルの「末尾(tail)」を表示するコマンドです。
デフォルトでは、指定したファイルの最後の10行を出力します。

tail example.log

上記のように実行すると、example.log の末尾10行が表示されます。

-f オプションでリアルタイム追跡

tail-f オプションをつけると、ファイルが更新されるたびに新しい行をリアルタイムで表示してくれます。

tail -f example.log

これにより、ログが更新され続ける様子をリアルタイムで監視できます。
たとえば、リクエストが来たタイミングや、エラーが発生した瞬間をその場で確認できるようになります。

tail -f のリアルタイム追跡を終了するには、Control+C を押します。

応用例

grep と組み合わせることで、特定の行だけを追うこともできます。

tail -f example.log | grep ERROR

上記を実行すると example.log の中で「ERROR」を含む行だけを追跡します。
特に、エラー発生時のログだけをリアルタイムで確認したいときに便利です。

おわりに

tail -f はアプリケーションがどんな動きをしているかを素早く把握できる便利なコマンドです。
ログ監視やデバッグの場面でぜひ活用してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さんからのコメントやSNSでのシェア、嬉しい投稿をいただくと本当に励みになります。

もしこの記事が気に入ったら感想をコメントやSNSでシェアしていただけると嬉しいです。

皆さんの声を聞かせてくださいね!

Linux
tetsuをフォローする
簿記はじめるってよ

コメント

タイトルとURLをコピーしました