簿記3級解説

決算整理6(費用の前払い・収益の前受け・費用の未払い・収益の未収) 簿記3級

⑻費用の前払い・収益の前受け・費用の未払い・収益の未収 この記事では①費用の前払い、②収益の前受け、③費用の未払い、④収益の未収の4つについてぞれぞれ順番に説明します。   ①費用の前払い 当期に支払った費用でも、それには当期分だけではなく...
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決算整理5(売上原価の算定) 簿記3級

⑺売上原価うりあげげんかの算定 売上原価とは、売り上げた商品の仕入原価のことです。 商品を仕入れたら「仕入」勘定で処理をしますが、仕入勘定の金額(当期商品仕入高)がそのまま売上原価になるわけではありません。 当期に仕入れた商品でも、期末時点...
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決算整理4(有形固定資産の売却) 簿記3級

⑹有形固定資産の売却 有形固定資産を売却した場合は、その有形固定資産の帳簿価額ちょうぼかがくと売却価額ばいきゃくかがくとの差額を「固定資産売却損こていしさんばいきゃくそん(費用)」または「固定資産売却益こていしさんばいきゃくえき(収益)」と...
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決算整理3(減価償却) 簿記3級

⑸有形固定資産の減価償却げんかしょうきゃく 建物や車両運搬具などの有形固定資産を購入して数年後に売却する場合、基本的には価値が下がっていると思います。 このように時の経過によりその価値が減少することを減価償却といいます。 仕訳では「減価償却...
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決算整理2(貸倒引当金) 簿記3級

⑷貸倒引当金かしだおれひきあてきん 貸倒引当金は、一度「貸倒」と「引当金」を別々に考えた方が分かりやすいです。 まず、「貸倒」とは、得意先の倒産などの理由により売上代金である売掛金や受取手形を回収できなくなることをいいます。 次に、「引当金...
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決算整理(現金過不足、当座借越、貯蔵品) 簿記3級

この記事では決算整理事項のうち⑴現金過不足、⑵当座借越、⑶貯蔵品の3つについて説明します。   ⑴現金過不足げんきんかぶそく 現金過不足については既に#14の記事で学習済みですが、現金過不足とは日々記録している帳簿上の現金残高(帳簿残高)と...
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精算表 簿記3級

精算表せいさんひょうとは、試算表に決算整理を反映して損益計算書と貸借対照表を作成するまでの過程をまとめた表のことです。 そして、その精算表とは次のような表です。 ※この精算表は理解しやすいように必要最低限の勘定科目で作っています。   精算...
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決算 簿記3級

決算けっさんとは、会社の一会計期間における経営成績けいえいせいせきおよび財政状態ざいせいじょうたいを明らかにするために行う一連の手続きをいいます。 おさらいですが、損益計算書そんえきけいさんしょや貸借対照表たいしゃくたいしょうひょうなど財務...
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仕訳日計表 簿記3級

仕訳日計表しわけにっけいひょうとは、その日に起票した伝票を勘定科目ごとに集計する表のことです。 ※伝票についての記事はこちら。 また、取引が発生してから総勘定元帳に転記する方法には次の3つのパターンがあり、今から学ぶのは③の方法です。 仕訳...
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伝票 簿記3級

伝票でんぴょうとは、仕訳帳の代わりに取引内容を記入する紙切かみきれのことをいいます。 今までの学習では取引を仕訳帳に仕訳し、仕訳帳から総勘定元帳へ転記していましたが、仕訳帳の代わりに伝票を用いることがあります。 なお、伝票に取引内容を記入す...